株式会社SOPHIA

犬投与における乳酸菌産生物質の免疫調整効果【東京農工大学共同研究論文】

弊社製品の主成分、乳酸菌産生物質の免疫調整効果について、東京農業大学との共同研究を行いました。

4匹の犬に乳酸菌産生物質を56日間投与したところ、56日目には4頭すべての犬で制御性T細胞(Treg)の数が増加していることが確認されました。

※制御性T細胞(Treg:過剰な免疫応答を抑制する、免疫の恒常性維持で重要な役割を果たすT細胞の一種)

また、粘膜免疫とも呼ばれ、粘膜からの多種多様な病原体の侵入を防ぐ重要な役割を担うとされる、IgA抗体の血漿中の濃度は、4匹全ての犬において上昇が認められました。

【論文より抜粋】

概要
4匹の犬に乳酸菌産生物質を56日間投与した。56日目には4頭すべての犬で制御性T細胞(Treg)の数が増加していることが確認された。

投与終了から56日後の112日目には、3頭の犬でTregの割合が減少していることが確認された。血漿中のIgA濃度は、乳酸菌産生物質投与停止後に上昇する傾向が見られた。

糞便中の細菌叢をメタゲノム解析したところ、Firmicutes、Proteobacteria、Bacteroidetes、Fusobacteriaが主に検出された。
Fusobacteriaが4頭の犬すべてで主に検出された。

56日目の糞便内細菌を種レベルで解析したところ、Prevotella属の99%がcopriという種に属していた。この研究は犬における乳酸菌産生物質の免疫調整効果の一端を示すものである。

以下、PDFより全文をご覧いただけます。

SOPHIA東京農工大共同研究英語論文

SOPHIA東京農工大論文(日本語機械翻訳)